再開発事業を検証せよ
四月一五日の区・都計審で、学識経験者委員から、「この間区内で行われてきた再開発について、どういう問題がおこっているか、検証委員会をつくって検証するべきだ」という提案がありました。街づくり支援部長は、「何ができるか、検討させて頂きたい」と検討を約束しました。
党区議団は、この間、再開発事業によって、多くの区民が転出したことや、環境破壊、大規模地震時には安全でないこと、地域コミュニティーの破壊している実態を示して、区の姿勢を改めよと要求してきました。
六月定例会では、「再開発事業を検証すること」。検証にあたって、「住民・地権者の動態や環境への影響、災害時の安全、コミュニティ等々」を正確に検証すること。また、区民が再開発事業をどう考えているかも調査すべきと、質問しました。
副区長は、「区は、事業内容などを適切に評価した上で、再開発事業を支援している」などと、再開発事業の有効性と今後も推進する姿勢を示した上で、「評価検証する仕組みについて
検討を深めていく。検証すべき事項、調査内容についても、その中で検討していく」と答えています。