党区議団が行ったアンケートには高齢者から高い医療費に怒りの声が寄せられています。 「長年働いて、社会に貢献してきた高齢者こそ大切にしてしかるべき。安心して老後を暮らしたい」「何十年も働いて給料から高額の保険料を支払ってきた。年をとったらお世話になると思って支払ってきたのにひどい」「戦争で苦しみ生き残ったのが悪いのかと言いたい」などなど。若いときから保険料を払い続け、高齢になって病気になったら医療費を払えでは保険とは言えません。全国保険医団体連合会が今年5月から10月に行った全国調査によると「経済的理由で治療を中断または中止した事例がある」医療機関は4割近くになり、「医療費負担を理由に検査や治療、投薬を断られた」が43%もあったと発表しました。保団連の会長は「必要なときに十分な医療が受けられることが求められる。患者の窓口負担の大幅軽減が必要だ」と述べています。1983年に老人保健法が施行されるまで70歳以上の窓口負担はありませんでした。当面、75歳以上の医療費負担をゼロにするよう国、および東京都後期高齢者医療広域連合に求めるべきです。 国が実施するまで港区として75歳以上の医療費をゼロにする助成制度を実施すべきです。 (10 4定 大滝議員 代表質問)
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