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武道の授業については専門の指導者の配置を!

    柔道の授業中の事故で後遺症が残ったのは担当教諭が注意を怠ったからだとして、損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は、学校にたいして約1640万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。来年度から中学校で男女とも武道が必修科目となります。柔道、剣道、相撲から選択することになりますが、柔道を選ぶケースが一番多いと見られています。

 中学・高校での柔道の死亡者は、1983年度から2011年度の28年間で、実に114人もいました。中学39人、高校75人、大半はクラブ活動中です。同じ期間で、軽度も含め後遺症が残る障害事例が275件。うち3割が体育の授業中です。死亡した学生は中高とも1年生が5割を超えています。つまり、初心者が多い。受け身など基本技術が未熟な子どもへの無理な指導や、体調が急変した際の対処の仕方がよくなかったケースもあるといいます。直接、頭などに衝撃を受けることだけが死因でなく、投げられてからだが回転した際に脳が揺さぶられ、静脈が切れることもあるといいます。生徒に柔道などを教える以上、当然研修なども実施するのでしょうが、生徒の命にもかかわることですから、専門的な知識を持った指導者が必要です。それも受け身などの技術だけでなく、頭蓋骨と内側のやわらかい脳への影響など、医学的な問題を重視しなければなりません。

 ① 学校任せでなく、教育委員会として、責任をもって安全対策を実施すべきです。②武道の授業については、専門的に指導できる指導者(補助者を含む)の配置を行うべきです。 ③柔道着などの用具は、教育委員会で用意すべきです。 (11 3定 熊田議員 代表質問)

 

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