日本共産党中央委員会常任幹部会が発表した大要は以下の通りです。
①7月11日に投・開票がおこなわれた参議院選挙で、日本共産党は、比例代表選挙で改選4議席から3議席に後退し、得票数では3年前の参院選の440万票(得票率7・48%)から、356万票(6・10%)に後退しました。議席の絶対確保をめざした東京選挙区では、東京と全国のみなさんの熱い支援を得て奮闘しましたが、小池晃候補の当選をかちとること
ができませんでした。
日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、ご支援をいただいた支持者、後援会員のみなさん、党員のみなさんに、心からのお礼を申し上げます。多くのみなさんが炎天や風雨のなかで燃えるような奮闘をしてくださったにもかかわらず、それを議席と得票に結びつけられなかったことは、私たちの力不足であり、おわびいたします。
②私たちは、今回の選挙結果を重く受け止め、国政選挙での巻き返しにむけ、本格的な態勢構築をはかります。今回の選挙戦について、政治論戦、組織活動などあらゆる面で、どこにただすべき問題点があるか、前進のために何が必要かについて、党内外の方々のご意見・ご批判に真摯に耳を傾け、掘り下げた自己検討をおこなう決意です。ご意見をお寄せください。
③選挙結果の全体は、国民が、自民党政治に代わる新しい政治を模索、探求するなかでの一つの局面を示すものとなりました。この国民の探求が実をむすび、新しい政治への道を開くものとなるよう、力をつくします。