「協働会館」は、1936年竣工の、百畳敷の大広間を持つ近代和風建築であり、唯一都内に現存する戦前の木造見番建築として、建築学的にも民俗学的にも貴重な建物です。東京都と港区の共同で今後の保存・利活用の可能性について、建物の劣化状況調査及び耐震補強調査が実施されました。調査結果の報告会では補強によって安全が保障されることが明らかにされています。都も当面の雨漏り対策を行うための検討を行っているとのことであり、区として東京都に保存・利活用のために改めて強く要求すべきです。(08 2定 沖島えみ子 一般質問 )