会派構成決まる
民主党 オンブズマンと同一会派 「民主」の看板がなくなる
5月10日(火)、議長、副議長などを決める臨時会にむけての第1回各派代表者会議が開かれました。
5月1日までに議会事務局に提出された会は結成届は、次の通りです。
〔共産党議員団〕...4名
大滝 実
熊田ちづ子
風見 利男
沖島えみ子
〔自民党議員団〕...11名
〔公明党議員団〕...6名
〔みなと政策クラブ〕...5名
(内訳)民主党...4名、オンブズマンみなと...1名
〔みんなの党〕...4名
〔みなと民主〕...1名
〔社民党〕...1名
〔仲間へ勇気の会〕...1名
〔ミナトミライ〕...1名
4月24日に開票が行われ、新たな港区議会議員34名が選ばれました。そして、新しい区議会を構成するための臨時区議会が開かれ、議長、副議長、各常任委員会や特別委員会の構成、各委員長、副委員長の選出などが行われる予定です。
委員長などの議会人事を決める上で、会派が何人になるかは重要です。
前期は、「フォーラム民主」(民主党...4名、社民党...1名、オンブズマンみなと...1名)の6名で会派を結成。その結果、2つの委員長ポストを獲得しました。
党区議団が指摘してきたように、めざすところが違う党が、議会のポストほしさに一つの会派を組めば必ず矛盾がおきます。同一会派でありながら議案や請願への態度、賛否が分かれるということがおきました。その都度、党区議団は、同一会派でありながら「意見が違うことおかしい」と指摘してきました。フォーラム民主の代表は、今後は「意見の違いはでません」と言いながら、何度も同じようなことを繰り返してきました。 選挙で議席を争った候補者同士が、選挙直後に同一会派を組む目的は、委員長などのポストほしさといわれても言い訳できないものです。
今回は、民主党が5人当選しましたが、民主党公認の4人とオンブズマンみなと(1名)が「みなと政策クラブ」という会派結成届を提出しました。「民主」を名乗らないからと民主党公認で当選した一人が「みなと民主」と別会派を結成しました。
会派代表者会議では、共産党区議団の代表が、「直前の選挙でお互いに議席を争った者が、政策協定もなく、同一会派を組むことは、選挙民に理解されることではない。ポストほしさの野合といわれても仕方のないやり方で、区民から批判を免れない」と指摘しました。共産党だけでなく、自民党、公明党、みんなの党からも厳しい批判の声が出されました。
5月17日には「みなと民主」から「フォーラム民主」に名称変更届が提出されました。