日本共産党港区議団は、5月31日、港区議会議長に「港区議会における運営の改善についての提案」を提出しました。
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港区議会における運営の改善についての提案
港区議会議長
菅野 弘一様
2011年5月31日
日本共産党港区議員団
日本共産党港区議員団はこれまで機会あるごとに議会運営の民主的改善について提案をおこなってきました。議会内の努力もあり、この間一定の改善が進んでいます。
我党議員団は、議会が新たに構成された機会にあらためてただちに実行・改善すべき点について以下のとおり提案をおこないます。
1.企業・団体献金の禁止の実行と倫理条例の制定について
金権腐敗政治を一掃する上で、その根源である企業・団体献金を完全に禁止する必要がある。区議会各会派・区議会議員は、自らすすんで企業・団体献金の禁止を実行すること。区議会議員の職務の清廉潔白と公正のために、資産公開を含む政治倫理条例の制定をおこなうこと。
2.行政視察について
①海外視察は行わないこと。
②委員会視察については、港区の行政の積極的改善、区民要求の実現に必要な行政上の調査・研究を行うために、他の自治体などの先進例を視察する明確な目的を持ったものに限定し、施策上、緊急性・必要性を厳格に検討し、全会派が一致した場合に限ること。
3.行政から議会への議案提出と各委員会への報告事項の資料提出について
定例議会の開催にあたっては、区長提案の議案は、議会開催の20日前に議会に提案するよう改善を求めること。なお、予算・決算資料についても、委員会開催の20日前に提出するよう求めること。
4.予算、決算の審議時間について
①介護保険会計や後期高齢者医療会計について、審議時間を確保すること。
②予算、決算の審議時間については、質問時間を基準とすること。
③特に、総括質問については、質問時間を基準にすること。
5.議会改革検討会を早急に立ち上げ、費用弁償などの懸案事項の解決を図ること。
6.幹事長会、議会改革検討会、図書委員会、議会だより編集委員会などを公開とし、議事録を作成すること。
以 上