太陽光発電や風力発電、小水力発電などの自然エネルギー設備を設置する学校が増えています。
文部科学省によると昨年4月時点で設置した全国の公立小中学校は2964校と報じられています。電力の自給より自然環境やエネルギーについて学ぶ教材として導入しているのが特徴です。港区でも小学校6校、中学校4校に太陽光発電などが設置され、新たに建設される区有施設には設置が検討されていますが、既存の学校施設でも太陽光発電パネルが設置できそうなところがあります。
例えば青山中学校の体育館屋上は日照時間も長いので利用価値があります。学校施設をはじめ公園など全ての区有施設に可能な限り太陽光や太陽熱、地中熱、風力など自然エネルギーを活用する設備を設置すべきです。
また、自然エネルギーではありませんが、芝浦水再生センターは毎日83万立方メートルの汚水を処理し運河に流しています。小水力発電に活かせるのではないでしょうか。芝浦小学校の隣ですので水車型の装置にすれば子どもたちの関心を高め教材としても役立ちます。さらに小水力発電は電気エネルギーへの変換効率が良いので電気を利用できます。
芝浦には東京都交通局の前身である東京市電気局の芝浦発電所があった歴史あるところでもあります。現在、芝浦水再生センターでは再構築の計画が進められているところですので東京都とも協議し実現を図るべきです。 (11 3定 大滝議員 一般質問)