港区台場1丁目、2丁目は、芝消防署の受け持ち地域です。前定例会で区長は、レインボーブリッジが使えない場合でも、江東区の深川消防署有明分署(担当地域:有明1~4丁目、青海1~4丁目)や中央区晴海の臨港消防署から「支援にくる」から「心配いらない」旨の答弁を行っています。区民の生命と財産を守るべき区長の答弁なのかと耳を疑いました。 当然、火災などが発生した場合、消防庁の総力をあげて救援活動に動きますから、各消防署がそれぞれ力を合わせて活動します。しかし、東日本大震災のような大災害が発生した場合、各消防署は自分の受け持ち地域の救援活動が手いっぱいで、人的にも緊急車両を含む資器材的にも、他の地域の救援活動を行う余裕はありません。また、台場地域は橋を渡らなければ行けない地域で、大震災の際に駆けつけられる保証もありません。台場には約5000人の区民が住み、約15万人(2005年国勢調査)の人たちが働いています。 大災害時に、台場の住民の生命と財産を守るため、芝消防署の台場分室・出張所の設置を東京都並びに国に要請すべきです。 (11 3定 大滝議員 一般質問)