11日、区議団4人で高浜水門の視察に行ってきました。東京に大地震が来た場合、津波に対応できるのか聞くためです。東京都港湾局が管理している水門は19あり、江東区辰巳の高潮対策センターが管理しています。港区内には古川・日の出・高浜・天王洲水門の4つあり、目黒川水門とあわせて芝浦サブセンター(芝浦排水機場)が日常的に管理しています。各水門はモニターに写し出され、オペレーターが操作する仕組みになっています。水門設置の目的は高潮対策ですので、津波対策にについては都で検討をしているとのことです。電動で開閉する仕組みなので停電の場合どうなるのか心配なので聞いてみると、停電の時は非常用発電が作動、非常用発電が作動しなければ蓄電池が作動する仕組みになっているそうです。もしそれもダメな場合には、10人いる職員がブレーキをはずす操作で閉鎖するそうです。また震度5弱以上の地震が発生した時には、センターからの指示がなくても自動的に閉鎖します。夜間休日は2軒隣にある都職員住宅の水門対策職員(14人)が対応するそうです。ただ、あくまで高潮対策なので、何mの津波に耐えるかも含め、これからの検討課題とのことですので、津波対策が急がれています。区議団としても区民の生命と財産を施策の充実のためにがんばります。