白金台2丁目の般若苑跡地に、地上4階、地下22m,延床面積9800平方mのビル建設工事が行なわれています。
地下を22mも掘るため、運び出す残土は7万立方メートル、説明会で大成建設は4トンダンプで往復120台と説明していました。しかし実際は130台になっています。
この道路は白金小学校の通学路、宅配便の車や、デイサービスなどの車も通っています。幅2.6メートルから3.1メートルの狭い道路を、住民との協定を無視し、今では8トンのミキサー車を走らせています。しかも、一扁の通知で、ルートを変更したり、積載量を変更しているのです。大型車の通行で、区道のガス管破損も起きています。トラックに積載した機材のはみ出しなど2件の道路交通法違反を起こしています。
昨年第4回定例会で請願は採択されましたが、事態は一向に改善されなかったため、さる10月20日、11月9日、議会に陳情書が提出されました。建築紛争予防条例第4条は「建築主は、紛争を未然に防止するため、......周辺の生活環境に及ぼす影響に十分配慮する」と規定しています。事態打開のためには、行政が、毅然とした態度で業者を指導するしかありません。工事説明会の開催、建築主、施工会社と住民との協議の場を早急に設定するよう、白金ハウスプロジェクト、大成建設に求めるべきです。実現するまで強力に指導すべきです。 (11 4定 沖島議員 代表質問)