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風見利男議員、沖島えみ子議員 議員在職25年表彰

 風見利男議員、沖島えみ子議員は、6月27日、港区議会本会議において、議員在職25年の表彰を受けました。

 

 風見利男議員のあいさつIMG_9154.JPG

 25年の議員活動に対し表彰いただき、ありがとうございます。
 7期25年の間、議員として活動できたのも、活動を支え、ご支援いただいた区民の皆さんのお力添えがあったからこそです。新ためて区民の皆さんのご支援にお礼を申し上げます。
 私は、「区民こそ区政の主人公」の港区をめざして活動をしてきました。これからもかわらない課題です。
 いま日本は大きな岐路にあります。原発の再稼動問題、消費税の増税問題、TPPの問題等々、区民の生命、財産、暮らしに直結することであり、地方議員といえども、そのことに目をむけ、解決に力を注ぐことが求められていると思います。
 福島原発の事故は、人間社会と原発が共存できないことを、明らかにしました。「安全は保障します」といくら叫んでも、安全が保障できない事態が現実に起きているのです。「原発ゼロ」の決断を世界中が注目しています。
 
 昨日、消費税増税法案を含め8つの法案が、衆議院本会議で可決されました。
消費税を増税すれば、国民生活に大打撃を与えるだけでなく、中小企業・商店にも重大な影響を与え、経済も財政も破たんすることは目に見えています。
 国の悪政にストップをかけるのも、地方自治体の役割ではないでしょうか。
 私は、区民の皆さんと手を携え、国の悪政をストップさせるために頑張る決意です。「区民が主人公の港区」の実現めざし、がんばってまいります。
 最後になりますが、発言の機会を与えてくださった議員の皆さんに、心からお礼申し上げ、あいさつといたします。
 ありがとうございました。

 

沖島えみ子議員のあいさつIMG_9166.JPG

 25年の議員活動に対し、表彰をいただき、本当にありがとうございます。
身の引き締まる思いです。
 
 「調査なくして発言なし」よく先輩議員から言われた言葉です。
 私が議会に送って頂いた25年前は、委員会開会当日にならないと、報告事項の資料が届きません。議会は行政のチエツク機関だというのにこれでいいのかと私は悩みました。党議員団と相談し、1週間前の資料提出を提案していきました。時間はかかりましたが実現し、現在はそれが当たり前のようなっています。
 しかし、いまその資料を駆使しているかといわれればそうとはいえません。資料を読み込み、調査し、これからも区民の立場で発言していきたいと改めて決意しています。
 
 私の最初の頃の地域での活動をご紹介します。
 25年前は、バブル期の終わり頃でした。そのとき、若いお母さんから相談を受けました。品川駅前に立派なホテルが建ちましたが、ホテルの環境アセスメントの仕事をしていた夫が過労死で亡くなった、裁判を闘いたいので、夫がどんな働き方をしていたのか、証言が欲しいというのです。
 私も、知り合いの少ない地域でしたが、小さな子供を連れたそのお母さんとホテルの近所を訪問しました。地域の方は、あまり面識のない方でも、家に上げてくれ、話を聞いてくれ話をして下さいました。本当に温かい人たちでした。
この証言が力になり、裁判も勝利することができました。
 
 過労死という言葉が、世界でも通用する言葉となっているいま、働かされすぎの人たちがこの日本では後を絶ちません。その一方で、仕事に就けない人も沢山います。この矛盾を解決するために、一地方自治体だけでは出来ませんが、私も微力ですが力を尽くしていきたいと思います。
 
 最後になりましたが、今後とも、ご指導、ご鞭撻をお願い致します。ありがとうございました。

 

 

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