父母たちの運動と共産党区議団の提案で、放射能汚染について給食のサンプル検査、牛乳の検査を実施しています。しかし、検出限界値が10ベクレル/Kgでは、子どもの健全な成長を願う父母からすると安心できるものではありません。すでにいくつかの市や町、生協などでもっと低い限界値を設定したり、測定結果を発表しています。港区でも、検出限界値を下げるとともに、いま公表している「検出されず」ではなく、「何ベクレル」なのか、公表すべきです。
区は「放射性物質除染実施ガイドライン」で、環境省の基準を参考に区有地、区施設については、0.23マイクロシーベルト以上について除染するとしています。しかし、屋内効果0.4というのは実態にあっていません。
除染基準をもっと引き下げるべきです。当面、0.19マイクロシーベルト以上とすべきです。
また、個人宅は、個人の責任でといいますが、福島原発事故による放射能汚染の責任は、東電と安全神話にしがみついてきた歴代政府にあり、個人には何の責任もないことです。
区民から要請があれば、港区が責任を持って除染すべきです。 (12 1定 大滝議員)