2012年4月入園申し込みをされた方で認可保育園に入れなかった方は、1、138名です。依然として待機児童が解消されていません。区長は施政方針で「待機児童の解消を最重要課題と位置づけ、保育園の定員拡大を図るとともに年齢別定員の弾力的運用や、パートタイム勤務者等の保育需要に対応する「みなと保育サポート事業」など多様な手法により待機児童の解消に取り組んで参ります」と述べています。ところが、現在の待機児童解消の対応は、定員の弾力化による定員拡大、改築時の定員拡大による大規模保育園の建設、5年間という短期間の緊急暫定保育室の拡大、認証保育室の誘致等が主です。保育環境の質を考えると問題があります。子どもは一日の大半を保育園で過ごします。保育園の役割は、ただ預かってもらうだけでなく、子どもを育てる大切な場所です。だからこそ、子育て世代の多くは、園庭が整備され、経験豊かな安定した職員が配置されている、認可保育園の入所を希望しています。今回入園申し込みをして、入園できなかった1,138名の声に応えて、認可保育園の建設を急ぐべきです。4月に入れなかった方に対し調査を行い、利用しやすい地域に認証保育所を建設するべき。 (12 2定 風見議員)