「働きたいけど、どうしたらよいのかわからない・・・」、「働きたいけど自信がもてず一歩を踏み出せない・・・」こうした悩みに答え、国は地域若者サポートステーションを始めています。 若者サポートステーション(サポステ)は、国と地方自治体が共同し、働くことにさまざまな悩みを抱える若者の就労支援を行う事業です。NPO法人などに委託し、全国116箇所(2012年度)、東京では、足立区、新宿区など6箇所です。今年度は全国で160箇所に広げる予定です。
サポステは、様々な支援を行っています。若者支援の専門家による、1人1人の状態に合わせた相談や、スキルアップのためのグループワークや、職業講話、面接訓練など、段階に応じたプログラムを複数用意してステップアップを図る若者への支援です。職場見学や職場体験で学ぶことができます。さらには保護者を対象としたセミナーや個別相談などを開催し、若者の自立に向けた支援のあり方や、若者への接し方、保護者自身の悩みなど保護者向けの支援なども行っています。
さらにサポステは、様々な機関とネットワークを結んでいます。 ネットワークは、ハローワーク、ジョブカフェや、高校、教育委員会など、障害者支援センターや福祉事務所など、自治会や町会など、ニート等の若者の支援を実施している法人等です。若者の2人に1人が非正規雇用。職場を辞めた人の中には、職場でのコミュニケーションがうまくいかず、やめた人も多くいます。大変な今の時代であるからこそ、働きたくても働けない若者支援を港区でも行うべきではないでしょうか。サポートステーション設置のため、区は積極的に動くべきです。 (13 2定 沖島議員)