千代田区議会が昨年12月27日に災害発生時に区議会災害対策支援本部を設置するとの報道がされました。防災危機管理アドバイザーの山村武彦氏より「議会としても災害発生時に現場が混乱しないよう対策を決めておくべき」とのアドバイスを受けたのがきっかけだったそうです。(25年10月)。いつ来るかわらない災害に備えて、対応策を早急に整えることが重要だと思います。
私はこれまでも、北茨城市議会の災害対策本部基本マニュアルを例に、港区議会としても災害対策本部設置を早急に設置すべきとの質問を取り上げてきました。今後の災害発生時に私たち議員も有効に対応できるよう、議長を本部長とした災害対策本部を設置し、情報の共有化や各議員がそれぞれの地域の災害救助活動でつかんだ情報を議長の元に集約し、必要なものを区の災害対策本部に情報提供し、区と一緒になって災害対策に取り組むことが重要です。
要綱などで本部設置を決めているのは、千代田、文京、江東、葛飾の4区で、申し合わせを作って対応しているのが新宿区や台東区など12区になっています。港区議会としても急いで、災害発生時の対応策として、災害対策本部を設置すべきです。 (14 1定 熊田議員)