昨年の臨時国会で、「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が全会一致で可決しました。 阪神淡路大震災、新潟北部地震、東日本大震災、各地での台風や、豪雨被害で活躍しているのが、消防団のみなさんです。港区でも、生業を持ちながら、地域住民の安全・安心のため、日々訓練し、活動されています。
しかし、期待と任務の内容から見て、支給される報酬や出動手当が低すぎます。消防団員の方は使命感で活動しているので、金額の問題ではないとおっしゃる方もいます。東京都平均では、団長が278,045円。団員が69,226円ですが、23区の消防団長は113,000円(年間)、団員は42,500円です。市と23区では、消防団が担うべき仕事の内容の違いもあるとは思いますが、消防団員の担っている任務、役割からして、十分とはいえません。報酬や出動手当等の引き上げを行うよう、東京都に働きかけるべきです。 (14 1定 熊田議員)