街路灯のLED化は、省エネ・超寿命化による経費削減、CO2削減に大きな役割を果たすとして導入を求める質問をしてきましたが、区は「東京都の定めた道路工事設計基準では積極的に採用していく段階にない」などとして採用の可能性を検討するとしていました。
6月の 第2回定例会では他会派の議員の質問に「求められる性能が確保されたことから道路照明への導入が可能となった。試験導入による検証を踏まえ早期の導入に向け取り組む」 との区長答弁がありました。
すでに中野区ではすべての街路灯、葛飾区では幅員8メートル以下の区道の街路灯がLED化され電気代と修繕費で、どちらの区でも年間1億円近い削減をしています。国の取り組みでも2012年度に環境省が補正予算で、人口15万人未満の市町村に、既存の街路灯をLED街路灯に切り替える場合に、最高2300万円まで補助金を交付して、小規模な自治体の節電対策を支援した実績もあります。
「 試験導入による検証」については、国や他の自治体の取り組みで証明がされているわけですから、すべての街路灯のLED化を早急に行うべきです。 (14 4定 風見議員)