2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を機に、羽田空港の離発着回数を増やす計画が新たな問題となっています。 国が示した南風案は、北青山上空では約762m、港南上空では約457mのところを飛行します。東京タワーは333メートルですから、そのわずか上を飛行するわけですから、安全性や騒音など区民の不安はますばかりです。港区環境基本計画(素案)の区民説明会では、「ヘリコプターが早朝や深夜 12時過ぎに飛行したり、昼間は長時間旋回している」と今ですら、港区上空の騒音対策を求める声が出されております。 ピーク時には2分に1回飛行するとなれば騒音ばかりか飛行機事故なども心配です。
私たちは、昨年の第3回定例会で飛行経路の変更を求めましたが、「現時点で飛行経路の見直しを国に申し入れることは考えていないが、国が設置した協議会において、区民生活を守る立場で、意見を表明していく」と答弁しています。
区民の安全、生活環境を考え飛行経路案の変更を関係機関に申し入れることを求めます。 (15 1定 大滝議員)