日本共産党 港区議団
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区民協働スペースの利用拡大を!

 区民協働スペースは、今年度中に開設予定の2カ所を含めると11カ所、26室が整備されています。
 利用率は、芝5丁目の区民協働スペースが一番多く2室合わせて2013年度(H25年度)1年間で548件です。低いところでは22件や36件といった状況です。
 区民からは「もっと利用しやすくならないのか」「たくさんの税金を使って整備して、使われない状態でいることが問題だ。もったいない」「どうすれば使えるのか」といった声が多く寄せられています。
 これまでも改善を求める声は多く、私たちも機会ある毎に改善を求めてきました。区の要綱4条(使用できる団体)で「区長は区民と区が協働して行う地域課題解決のための活動または公共的若しくは公益的な活動を行う団体に区民協働スペースを使用させることができる」と規定しています。公共的若しくは公益的な活動の範囲や考え方、基準が抽象的で、区民に理解されていません。また開設時間も要綱上では、午前9時から午後5時までで、夜間や休日は利用できません。指摘を受けて、区は今年の5月に公募委員を含めた検討組織を立ち上げ、「協働を推進するための施策、実施計画等の検討、推進に関すること」について検討を始めました。専門家や区民を交えた検討は必要ですが、検討会の結果待ちでなく、時間の延長や、利用できる範囲の拡大など、早急に要綱の見直しを行いできることから改善をすべきです。
 もう少し住民を信頼し、住民の自主的な活動にも利用できるように利用拡大を図るべきです。  (14 3定 大滝議員)
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