新聞に、「一般社団法人を通じて、期限切れが近づいた災害用の備蓄食料品等を災害支援や貧困層支援に提供する。千代田区などから3トン超」との記事が掲載されました。港区では今まで、賞味期限が近付いたものは防災訓練などで配るなど有効利用をしていますが、2012年度(平成24年度)で5.1トン。2013年度(平成25年度)で3.6トンを廃棄しているとのことです。
2月26日、みなと清掃事務所が事務局を務める「港区3R推進行動会議」主催で「会社に保管した備蓄食糧をムダにしないセミナー」が開かれました。案内チラシによれば「日本では年間約1700万トンの食品廃棄物が排出されています。その中の500~800万トンはまだ食べられる食品といわれています。本セミナーでは、備蓄品をムダにしないで有効活用する工夫を紹介します。」としています。民間には「備蓄品の活用」をすすめながら、同じ港区が「備蓄品」を廃棄している。やることが逆立ちしていませんか。
一般社団法人の受け入れ態勢もあると思いますが、賞味期限の近付いた備蓄品の有効利用について、早急に相談すべきです。 ( 15 2定 いのくま議員)