最近、メンタルヘルスの不調による休職が目立ちます。これは、個人の問題ではなく、職場全体としての重大問題ととらえる必要があります。 そういう認識があるのでしょうか。
定数管理による人員不足からの労働強化、残業の増加にとどまらず、人員不足やIT化による仕事の専任化による個人個人の責任の重さ、「能力主義・成果主義」の人事評価や賃金制度の導入による締め付け等々、人が宝である区役所が、もうけが目的の民間企業の悪い部分を模倣するような状況になっています。そのことは、区民にとっても決して良いことはありません。職員がのびのびと仕事ができる環境こそが、誇りを持って区民のために仕事ができるし、区民の相談にも親身で対応できるし、区民が安心して相談できることにつながると思います。そのためには、定数管理でなく仕事に見合う必要な人員を確保(補充)、「能力主義・成績主義」の労務管理をやめ、区民全体の奉仕者としての職員の育成を行うべきです。
あわせて、メンタル面での休職者がでないような、メンタルヘルス対策の抜本的な充実を図るべきです。 ( 15 4定 風見議員 )