都有地、国有地が大企業に売却される。定期借地権で貸し付けられた実態を明らかにしてきました。南青山2丁目の都営住宅跡地は、三井不動産が借地して、高級マンションが建てられ入居がはじまっています。南青山1丁目の交通局跡地(2階以上が元都営住宅)ですが、東京都交通局と日本土地建物㈱との共同開発で事務所・店舗のビル建築工事がすすんでいます。都民の貴重な財産が、大企業のもうけに提供され続けています。赤坂7丁目に都営住宅跡地があります。現在更地になっています。放置していれば大企業に提供されかねません。ここを区で低廉な価格で取得するなり、借りるなりして、不足している保育園や特養ホームを建設すべきです。この間、私立の認可保育園を誘致していますが、いずれもマンションやビルの中で、園庭もない、プール設置もままならない状況です。港区の未来を担う子どもたちに、区立、私立の別なく、より良い環境を提供するのは当然です。そのためには、国有地や都有地の活用は、最適な方法です。特養ホームも、規模の大きなものだけでなく、小規模な施設を各所につくればいいと思います。赤坂7丁目の都有地を活用して、保育園と特養ホームなどの設置をすすめるべきです。 また、東京都は、定期借地権で都有地を貸す場合、区に情報提供をしません。情報収集するだけでなく東京都ときちんと交渉すべきです。 ( 15 4定 風見議員 )