4月には私立認可園が33園になりますが、そのほとんどが園庭のないビルの一室を利用した保育園です。園庭やプール遊びのできない私立認可保育園に対し、プール遊びや外遊びができるよう区有施設を提供し、支援をしていく事業を行っていますが、利用時間が重なったり、炎天下子どもを連れて移動しなければならない等々、課題が出ています。
「港区の今後の保育行政のあり方について」の中でも、保育環境の充実では、プール遊びや外遊びの場の支援の実施状況を踏まえ、「運用の改善を図り、利用可能な区有施設の拡大を検討」するとしていますが、根本的解決にはなりません。
保育環境の改善が必要な園は、認証保育園も同様です。外遊びや体を使った遊び、プール等は子どもたちの育ちにとってきわめて重要です。保育園の整備については、園庭のある認可保育園とすべきです。 ( 16 1定 風見議員 )