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プロフィール
1995年 港区議会議員初当選。
現在6期目、総務常任委員、行財政対策特別委員、議員団長。
kumada@jcp-minatokugidan.gr.jp
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馬毛島問題学習会

DSCF3947.JPG 長崎の大会終了後に、港のみなさんと別れ、九州新幹線で鹿児島に向かい。翌日の船(高速船で90分)で種子島に向かいました。

種子島には92才の父と86才の母がおり、親孝行もかねて、休暇を楽しんできました。


 船から見る馬毛島はほんとうに近いです。ちょうど種子島滞在中に「馬毛島問題学習講演会 第2弾」が開かれ、私も参加しました。

 「米軍基地は住民にどんな影響を与えるか」と題し厚木基地の騒音問題で運動している金子ときお氏が講演、350名が参加し、質問も多数出され予定の時間を大幅に延長する学習会になりました。

 講演に先立って挨拶した西之表市長(長野力氏)は「今許したら種子島・熊毛(種子島は熊毛郡の一部)がどうなるか。基地には断固反対を防衛庁に伝えた。農業・水産業・観光の島を発展させ守ってきた。一時のことで謝った判断をしてはいけない。基地の反対は市長の使命と考えている。」と力強い発言がありました。これまで集めた署名85筆を届けました。
 
 金子氏の講演の要旨
  ジョージワシントン(原子力空母)は相模湾に入る前に艦載機を岩国基地におろす。岩国でFCLPの訓練ができないので、馬毛島がねらわれた。
FCLPは8機が同時に行う訓練。厚着基地では騒音被害がひどく訓練ができなくなり、硫黄島に暫定訓練基地を建設。それでも騒音はひどい。騒音記録計を役所に設置しているが100~110デシベルが通常の飛行でも出ている。馬毛島で70デシベルという説明は嘘。
 戦闘機は機能優先なので防音装置はつけない、パイロットは耳栓をしている。90デシベルを超えると人間は耐えられない。豚が騒音に驚いて子供を産まなくなる。馬や牛が驚いて骨折した場合は国が補償している。人間が住んでいるところでやる訓練ではない。低空訓練は世界で禁止。米国でも禁止。低空飛行訓練(30~60メートル)ができるのは日本とカナダの一部。日本政府は低空飛行を基地間の移動としかみていない。低空飛行とは認めていない。

・・・知れば知るほどなんとアメリカ言いなりなのかと怒りがわきました。もっともっと事実を知ることが必要と感じました。馬毛島だけの問題ではなく沖縄の人と心を一つにして、普天間基地の無条件撤去、基地も騒音もアメリカに持ち帰ってもらう運動を広げましょう。