12月22日、明治学院大学で生活困窮者問題シンポジュウムが開かれ、参加しました。
基調講演は、北九州でホームレス支援(炊き出し100食)を続けている奥田 知志さんが実践にもとづいて講演。
ホームレス支援は、個別の支援と対社会的な支援の2本立てが必要。「自立」と盛んに言われているが、今の社会が社会復帰できる社会ですかと?疑問を投げかけられました。今の社会がホームレスを生みだしている。・・・大本の社会を変える。健全な社会を作ることが必要とのお話はとても共感できました。
シンポジュウムは、高輪支所の川上係長が、シンポジストとして参加、身寄りのない一人暮らし高齢者の受け皿がない。ケースワーカーの不足、病院のソーシャルワーカーとの連携の重要性などが話されました。
シンポジスト
奥田 知志氏 NPO法人北九州ホームレス支援機構理事長
川上 真二氏 港区高輪地区総合支所区民課生活福祉係長支所
河合 克義氏 明治学院大学社会学部教授
灰谷 茂氏 済生会理事長
どの先生の話も内容豊富で、大変勉強になりました。久しぶりに学生に戻った気分でした。