昨年の10月12日開催の保健福祉常任委員会で熊田が導入を取り上げていました。「介護中」のマークの導入が決まりました。
介護者に朗報です。
介護中のトイレの付き添いなど、誤解や偏見を防ぐのに役立つと思います。・・・・是非活用してください。
2012年10月12日保健福祉常任委員会議事録より抜粋
○委員長(熊田ちづ子君)
その他、何かございますか。
1点、よろしいですか。本当は先はどやればよかったのですけれども、高齢者支援課長がいらしていますので、これは足立区が、新聞報道であったのですけれども、介護中ということで、例えば公共のトイレや、異性が異性の、男性が女性の下着を買う、女性が男性の下着を買うということで、介護上必要なときに誤解を受けたりということがあるという声は、私も少し聞いていたのです。
それで、これは皆さんも新聞でごらんになったかもしれません。介護中ということで、これは共通のマークなのですが、静岡県がつくったマークらしいのですけれども、厚生労働省が全国に普及を進めているということで、一時期妊婦が、お腹が大きくないと妊婦で外から見てわからないので、お腹に赤ちゃんがいますよいうことを、あれはすごくアピールカがあって、全然お腹が大きくなくても、あっ、この方妊婦さんだということで皆さんのいたわりの目が行くということで、あのようなことはかなり効果かおるのだということを、あのマークで私も認識したのですけれども、この介護中というのは、よく男性介護者の悩みで私は聞いていまして、例えば車いすのトイレが、意外に公共のところに行くと女性のトイレ側に一緒についている。
ドライブインなどもそうなのですけれども、新しいところは男性トイレ、女性トイレと真ん中あたりに車いずトイレ、だれでもトイレはあるのですが、古いところなどは、女性用のトイレの入り口の一番手前にあったりして、車いすなど、介助しているから見ればわかるのでしょうけれども、そのような誤解があるということで、このようなものの普及は、例えば常時ぶら下げて介護する必要はないですけれども、何かのときに介護中なのでと示せることができるので、このようなものもそのような方たちの不安というか負担を軽減する上で、私は港区も取り組んでいっていただきたいと思っているのですけれども、状況など考えをお聞かせいただければと思うのですが。
○高齢者支援課長(斎藤 博君)
ただいま委員長ご提案の介護マークでございますけれども、これは平成23年4月に静岡県が、認知症の方の介護に際して誤解や偏見を持たれることがないように、「介護中」と書かれた、要は表示をつくりまして、それを今、委員長のご指摘のあったトイレの使用など、そのようなときに、異性の方の介護をしたときに異性の方のトイレに一緒に入らなければならないということもございまして、そのような誤解、偏見をなるべく解消しようということで、静岡県で当初始めたものでございます。
現在、区内では私の方で把握しているのは、今、委員長ご指摘のございました足立区のほかに世田谷区が行ってございます。
そのようなことを踏まえまして、いろいろなワッペンや胸章、それから腕に巻くものなど、いろいろございまして、今後そのようなことも踏まえまして、区としては、他の自治体のそのような取り組み状況や、また関係機関のご意見も参考にしながら、どのような形の普及がいいかを含めて検討させていただければと思っていますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(熊田ちづ子君)
高齢者の相談センターや介護事業者などの方にご意見を伺うことが、多分一番実態を把握されているのでいいのかと。
障害者の介護の場合などにも、障害者の場合は大体が同性介護を原則としていますが、そのような方たちにも必要な場合があるかもしれませんので、ぜひご検討いただきたいと思います。