11月13日から国立劇場小劇場で前進座錦秋公演・赤ひげ(原作山本周五郎)が公演されています。熊田は13日の初日公演を観てきました。
誰もが知る赤ひげ先生ですが、改めてお芝居で観ると赤ひげ先生を始め小石川養生所の活動にとても感動しました。
お金のない人がお金の心配をしなくても病気の治療ができる小石川養生所、予算を削減されて、赤ひげ先生や養生所の方達の苦労など今と共通する物があります。赤ひげ先生(新出去定)を嵐 圭史さんが熱演しました。
役者さんて本当にスゴイですね。休憩を挟んで3時間のお芝居を舞台でやる、真剣勝負ですね。今回は前の方の席でしたので、役者さんの表情がはっきり観れて、観ている私まで緊張しました。
このお芝居の一番どころは、長屋の貧しい人たちの暮らしぶりと助け合いの人情、誰にでも真剣に向きあう赤ひげ先生の医師としての姿が一番感動的です。