先日のドロだし作業の時、
ドロだしをしているすぐ前のガレキの前で、クレーンつきのトラックでボート(船)を吊り上げてトラックに載せようと作業している男性がいたので、声をかけた。
この男性は、牡鹿半島の方で、津波で船が流され、どこに行ったかわからなかったが、ガレキの中から、自分の船が見つかって、引き上げに来たとのこと。友人から日曜日にトラックを借りて来たのだそうだ。一人で苦労しながらワイヤーをかけて引き上げ成功。話かけると、男性は、共産党の腕章を見ながら「あなたたちは、どこから来たのか」と質問してきた。東京や神奈川、千葉から今日は来ていると答えると、「皆さんのような方々がいると涙が出るほどうれしい」と喜んでくれ、友情というか連帯感を共有できた。
男性が積み終わってトラックで帰るとき、拍手をしてお互いに頑張ろうと別れた。