2月11日の無料バザーとトン汁炊き出しです。まず、朝8時20分から石巻の救援センターで打ち合わせです。本日の行動を具体的にミーティングします。大事な打ち合わせ。
その後、開成の仮設住宅へ移動です。車で13分ほど。軽トラックと移動用の車4台です。
私たちは、まず、前日に仕込んでおいた寸胴ナベに火を入れます。テーブルや椅子を配置し薬味のネギを切ったり、一味唐辛子をセットしたりと手際よく準備します。
その間、トン汁の大ナベに、豚肉を軽く炒めて投入します。実は、前日の下準備で、大根とニンジンを煮込んだのに加え、ゴボウも炒めて煮込んでおきました。
だから、豚肉を入れ、例の生姜丸ごとを入れ、コンニャク、里芋を入れたら具は完成です。あとは味付け。味噌と塩・出汁の素で味を調整します。3~4人で味見をして300食分完成です。
無料バザーは、集会室をかりて行いました。ぎゅうぎゅうに混雑しています。
トン汁を食べてもらった後、子ども用の一輪車とエレクトーンの抽選会です。一輪車は、女の子一人の希望でしたので、この子に決定。両腕をかかえて乗ってもらおうとしましたが、うまくいきませんでした。後でヘルメットカブって練習してね。
エレクトーンは、自治会のみなさんの逆提案がありました。「抽選して個人でいただくよりも、集会室において自治会みんなで活用したい」というものです。まったくその通りだと思い、参加者に確認したら、みんなが合意してくれました。自治会長さんへ寄贈の記念写真です。会長さんも大変喜んでくれ、良かったです。
トン汁は完食です。ボランティアスタッフも最後の汁がほとんどのスープをいただきました。おそらくそうなるだろうと予測していましたので、きしめんを買い込んでおき、それを残りのスープに入れ煮込んで食べました。コクがたくさん出ているスープですので、これまた美味しくいただきました。コンビニで買っておいたおにぎりとともに食べました。
あとは、後かたづけです。ナベなど食器洗いをしようとしたら、自治会の方々が、「集会所のお湯が使えるから」と、わざわざお湯を沸かして提供してくれました。
片づけが終わる最後まで一緒に手伝ってくれました。集合写真は、港のボランティアと現地の自治会の方々です。ニッコリです。
休憩後、救援センターに戻って、米の小分け作業です。2㎏の袋に次々と小分けします。みんなでいい意味で競い合って、あおりながら作業を進めます。真剣で、笑いも出ながら作業がすすみます。この作業をしておくと、次のお届けやバザーにすぐ活用できます。
このあとの続きは、三浦県議が仮設住民と行った、県政懇談会と、私たち港ボランティアと三浦県議との懇談会です。 (つづく)