16次ボランティアは、11月14日から17日まで。石巻を中心に行いました。港から5名です。15日の未明に東松島野蒜地域に到着。被災実態を視察しました。
その後、石巻市内へ入り、まだ時間が早かったので、日和山に登り、港の現状を見ました。 北上川わきの瓦礫の山がきれいに無くなっていました。
9時に救援センターに入って、打ち合わせの後、翌日の炊き出し下準備です。トン汁200食をつくります。野菜を切って下にコミする作業です。大根とニンジン、ゴボウを煮込みます。この作業をしておくことで、翌日のトン汁がスムーズに出来るし、美味しく煮込まれます。
この日は、下煮込みののち、倉庫で翌日のお届けセットを袋に詰めます。ジャガイモ、ニンジン、タマネギの野菜と、Tペーパーや洗剤などの日用品を袋に詰める作業です。
この後、翌日の材料やガス、机等々の備品をトラックに積み込んで終了です。前日は深夜に高速を走ってきたのでぐったりです。夕食を買い込み、双子の湯で温泉につかって体をいやして登米米谷の宿舎に移動して夕食・交流。9時半頃にバッタリと熟睡しました。
翌16日は、炊き出しです。センターを出発して、双子の湯の近くにある追波川(おっぱがわ)仮設住宅へ向かいます。この仮設住宅は、2011年の5月、6月のボランティアと受け入れオルグについていた時にもバザーなどで来たところです。この仮設住宅は、雄勝地域の方がまとまって暮らしています。復興住宅の建設も、住民が結束してまとまって建設することを提案し行政もその方向で動いています。しかし、田んぼを改良して建築する計画で、まだまだ復興住宅が出来上がるのは時間がかかります。
この日は、港のボランティア5名と現地救援センターのスタッフ4人、仮設住宅に住んでいる方5人ほどでの仕事です。衣料品などのバザーを集会室で行い、野菜などのお届けセットを渡します。一度荷物を自宅に運んでから、とん汁を食べてもらいます。11時半からトン汁サービスです。
この仮設住宅は、約100世帯です。その場で食べてもらい体を暖めてもらいます。そして、小なべや中ナベを持ってきてもらい、トン汁を入れます。うどんを入れて、家族全員で楽しんでもらいます。