報告の③です。震災からどう復興へむかうか、石巻市の水産加工場の話を聞きました。(株)ヤマトミの社長 千葉さんです。東京からも都委員会や各地区、後援会の方々も集まりました。
hp 「ヤマトミ」を検索すると震災から今日までの不屈の取り組みがわかりやすくでています。また、生産している食品も紹介されています。一度ご覧ください。
震災で2つあった大きな冷凍庫が、一つはまったく使い物にならなくり、もう一つも破損しました(こちらは復活しています)。震災から操業までは険しい道のりで、お得意先は当然のことながら別の加工場へ移ります。工場を再開したらといって、「はい戻りましょう」とはなりません。新たなお得意先を得るための努力も大変です。今、震災前と比べて5割から6割になるかどうかの売り上げだそうです。同業の何社かと共同して販路拡大を行っています。
千葉社長の話を聞いた後、試食会です。金華穴子丼、塩から、つみれ汁、ワカメサラダなど「こりゃうめー」とみんなが声を上げながら食べます。ちなみに、イカの塩辛は添加物は一切はいっていません。一瓶一瓶がイカのそれぞれの味を出しており、これが大きな特徴です。
東京の各地でも石巻の水産物を取り寄せようと話し合いました。
冷凍庫の入り口前で撮影。中はマイナス何十度です。