印刷出版OB友の会主催で、「東日本大震災の被災地を自分の目で見る」ツアーに同行し説明や案内をしました。
一行は、70歳、80歳など年配の方が多く、「ボランティアにも行きたかったが、体がきつくて実現できなかった」という方ばかりです。
そこで今回のツアーが組まれ、被災地を見て焼き付けたいと10人が参加しました。
私も実は、OB会に入っています。若くても入れるのですよ。私は、西新橋の機関紙印刷に勤めていました。労働組合運動もずいぶんやりました。年会費が2000円です。いろいろな交流や平和行進などの運動にも取り組んでいる団体です。
このツアーでは、被災地を案内し、被災実態の説明などもおこないました。また、東北のおいしい魚を食べたりも大きな魅力でした。
写真で紹介していきます。
後山荘という民宿に泊まりました。以前にも利用した宿です。なにしろ、料理がすごい。カキがおいしい時期ですので、生、フライででますし、舟盛りも豪華です。一泊二食で、7500円もありがたいですね。
この宿の女将が被災の時のことを話してくれました。
3.11の時は、たまたま、90歳の母親を病院に通院させる日だった。そこで地震と津波にあいました。
命からがら逃げて、避難した。全然知らない場所です。
コンビニにいっても食べ物はありません。配給されるわずかな食料で不安だらけだったそうです。一週間後、牡鹿半島に戻ったとき、家族は、「もう死んだもの」と思っていたそうです。民宿は津波で流されました。ただ、家族は全員無事でした。高台に民宿を建て直し現在に至っています。4人の孫にも恵まれています。写真は、2番目の男の子と3番目の女の子。
小淵浜の港では、下記の水揚げがおこなわれていました。
すごいですね。
これを加工場にすぐ移動して、殻剥き作業になります。
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