11日のカキの準備作業の終了後は、後山荘という民宿で風呂、夕食交流です。この宿は、以前にも報告しましたが、海の幸が、た~くさんでます。特別料理を頼ん
でいないのに、豪華舟盛りです
。食べ切れません。機会があったら是非一度出かけてみて下さい。この宿も津波で被災しました。流されたのです(以前のブログで報告)。その後、高台に再建した宿です。
7月12日は、後山荘で朝
食をとった後、石巻・救援センタ
ーにもどりました。
移動中、例の「気まぐれ浜」です。「気まぐれ浜」と
は、私が勝手に名付けたもので、ボランティアに来るたびに、た
またま立ち寄る海
岸・浜のことです。思わぬ出会いもあります。ボランティアの中でも、大きな魅力の一つでもあります。
今回の気まぐれは間は、牡鹿半島から石巻へ向かう途中の浜でした。名前もわかりません。
カキの養殖作業をしている方に声をかけました。女性の漁師さんです。ご主人を亡くされたようで、必死に働
いています。作業も手際よくこなしています。
復興公営住宅に入居が始まったので、住んでみての実態を聞き取り、要望などがあるかどうか訪問することにし
ました。
立川・昭島のボランティアのみなさんといっしょです。
車で10分ほどの「新蛇田E」という復興住宅です。できたばかりのピカピカの住宅です。
2人一組で訪問します。私が訪問した方は、大橋の仮設住宅から移った方。新築の綺麗な家だが、狭くて仏壇もどこにおいたらいいかわからない。部屋の中にしっかりと明かりを採れる窓が無い、部屋は1Kなのだが居間とキッチンのところに間仕切りが無いので、冷暖房費が高くか
ってしまう。部屋には釘一本うつことも市役所の了解が必要だと注意されている・・・。 結局は、住む人の立場での設計ではなかったということです。な
んでこうなるのでしょうかね~。情けなくなります。長い時間話を伺い、2件の訪問でした。
東部地区委員会にこうした要望事項を報告しました。
第20次ボランティア活動を終え、港区にもどります。