「東京電力、国は海、空、大地を放射能汚染した責任を認め全面賠償せよ!」などのスローカンが掲げられたステージから、多くの方々が「私たちの未来に原発はいらない」、「原発から撤退し、自然エネルギーへの転換を」、「子ども達の命を守るために、原発ゼロを」などを訴えました。
私も参加し、代々木公園までパレードしました。沿道からは盛んに拍手や声援が送られました。
いま多くの国民のみなさんは、原発事故は、他の事故にはみられない、ある「異質」な恐ろしさを感じているのではないでしょうか。ひとたび重大事故を起こしたら、「空間的」にも「時間的」にも「社会的」にも、被害がどこまで広がるかわからない。国民のみなさんの命と安全を守ろうとすれば、こんな危険な原発はなくす以外にはありません。
現在の人類の持つ科学と技術において、事故のない「安全な原発」などつくれません。そして、100万キロワットの原発が1年間稼働すると、広島型原爆のなんと1000発分の「死の灰」がたまります。この「死の灰」をコントロールする手段がありません。 ドイツやイタリヤはじめ世界の多くの国々で原発撤退、自然エネルギーへの転換の大きな流れが起きています。
世界各国出来て、日本で出来ない訳はありません。「原発ゼロ」「自然エネルギーへの転換を」の声と運動を大きく広げていきましょう。