11月26日、人類を、地球を破壊する 原子力発電所 をテーマにみなと・9条の会の催しが行われました。原子力資料室の渡辺美紀子さんが、原発で働く人たちの被曝の実態についての講演が行われました。町田弁護士は、原発事故・大震災のかげで改憲の動きが強まっている危険な動きを告発しました。
第2部では、ウクライナ出身のナターシャ・グジーさんが民族楽器バンドーラの可憐な演奏をしながら、水晶を思わせるような透き通った歌が披露され、会場はあまりのすみきった歌声に魅了されました。ナターシャさんは自らの体験を話しました。6才の時にチェリノブイリ原発が真夜中に爆発、住民は何も知らされず翌日は学校に行き、幼子は森で遊び回っていた。翌々日に爆発が知らされたが、大したことはありません。3日間で帰れます。と言われて住民は避難、それ以来、美しい森、思いでの詰まった家には帰れないまま、25年が過ぎたと話しました。どこかの国と全く同じだと思いました。忘れないでほしい 二度と繰り返してはならない と強調されました。最後にナターシャさんのリードで、故郷を合唱しました。