増税、改憲、暴言の政党に79億円
自民党、民主党、公明党、日本維新の会、みんなの党、生活の党、社民党、みどりの党、新党改革の9党は、5月24日、総務省が行った2013年度分の政党助成金(年総額320億円)の第1回分交付で計79億4208万円を受け取りました。
民主、公明、維新、みんな各党ともに消費税増税、憲法改悪などを狙う自民党は36億3763万円で、交付額の45%を占めます。「慰安婦は必要だった」発言など相次ぐ暴言で批判を浴びる維新は6億7894万円を手にしました。維新、生活、みどり3党は初の受け取りです。
政党助成金の原資は国民1人あたり年250円の税金。支持政党にかかわりなく国民の税金を山分けする政党助成金は、憲法が保障する思想・信条の自由に違反する制度です。また政党本来の財政は、国民との結びつきを通じて自主的につくるべきものです。
こうした立場から日本共産党は一貫して政党助成金の廃止を主張し、受け取っていませ
2013年度の政党助成
政党名 第1回の交付額 今後の年内交付額
自民党 36億3763万円 109億1290万円
民主党 21億3350万円 64億 51万円
日本維新の会 6億7894万円 20億3684万円
公明党 6億3947万円 19億1843万円
みんなの党 4億4737万円 13億4212万円
生活の党 2億 401万円 6億1203万円
社民党 1億3520万円 4億 578万円
みどりの党 3469万円 1億 409万円
新党改革 3117万円 9351万円
今後の年内交付額は参院選の結果を受けた再算定で変動あり。千円以下切り捨て。