日本共産党の、風見利男区議は、港区議会2013年度予算特別委員会で、地域住民が待ち望んでいる古川に架かる五之橋の早期架け替え、拡幅について質問しました。
風見区議) 歩行者が安心して五之橋を渡れるようにすることについては、星野前区議が一貫して取り上げてきました。五の橋は、買い物、通院など日常生活に欠かせない橋です。しかし、狭いうえに相互通行のため、歩行者が安心して通れません。そのため、通学路に指定されてません。その上、総合ランクはDと、防災上も危険なままです。
早期の架けかえが必要です。このことは区も同じだと思います。
ここは今、下流の洪水対策として、古川地下調整池取水施設の工事が行われています。そのため、護岸沿いの土地を取得しました。工事のため、古川の上にふたをしています。
五の橋の架け替えにあたっては、拡幅のための土地が必要でしたが東京都が土地を取得したことから、その一部を借りられれば解決できます。また、架けかえのためには、いま都が使っている古川の上部を使うことができれば、工事をすすめやすくなります。
調整池は、2015年度(平成27年度)末、完成の予定です。これまでも都に五の橋の架け替えについて、協力を求めてきたとは思いますが、あと二年で工事が終わりますので、今の時点で土地を借りること、提供してくれればもっといいですが、古川上部の養生をそのまま使わせてもらうことについて、チャンスだと思います。協力に要請すべきだと思いますが、いかがですか。
土木課長) 五之橋は、有効幅員が6メートルと狭く、歩道が整備されておりません。加えて、相互交通であるところから歩行者の安全で歩行空間を確保するには、拡幅が必要と考えております。古川地下調整池施設工事は、平成28年3月にすべての工事が完成する予定と聞いており、五之橋の架けかえの時期が近づいてきたことから、現在、都との協議を定期的に行っています。また、五之橋の架けかえ工事は、古川地下調整池施設工事に引き続いて実施することとなります。このように大規模な工事が続くことから、近隣のみなさまへの影響を最小限に抑えるため、効率的な施行方法を検討し、拡幅の実現とともに、都との協議を精力的に行ってまいります。