冨田なおきさんの立候補取りやめに当たっての決意
立候補のとりやめについてのご報告
私、冨田なおきは、予定していた衆議院東京1区からの立候補を取りやめ、立憲民主党の海江田万里さんを応援する決意を致しました。
憲法違反の安保法制=戦争法が強行されて以来、市民のみなさんが野党の背中を押し続けた、「野党は共闘」の声にこたえ、安保法制=戦争法廃止、安倍首相による憲法改悪に反対、安倍政権打倒と国政選挙での協力の立場で共同行動を積み重ね、4野党での協議も続けてきました。
私は、小池都知事が立ち上げた希望の党が、民進党の立候補候補者に対し、安保法制容認と憲法改定推進を「踏み絵」にし、気に入らない政治家を「排除」すると述べた姿にあ然としました。
「安倍政権を倒す」と口では言いながら、安倍政権が狙う憲法改悪を実行するため、用意周到に野党共闘をつぶそうとする異常な手法も許せません。
そんななか、海江田さんが勇気をもって市民と野党の共闘の方向に進み、
立憲民主党に合流する決意を表明されたこと、
安保法制廃止の政策を表明したことは、これまでの努力の積み重ねにこたえる、非常に重要な決断だと重く受け止めました。
私は、東京1区での海江田万里さんの勝利のために、可能なあらゆる努力を尽くします。
また、比例代表での日本共産党の躍進をかちとるため全力を挙げます。
私は、昨年5月、国政に4度目の挑戦の名乗りを上げ、活動してきました。
東京1区での活動を始めたのは2007年、福田首相の時でした。
2009年に行われた総選挙では民主党政権が誕生しました。
2012年総選挙では民主党政権が倒れ、自公政権が復活しました。
2014年の総選挙では、集団的自衛権行使容認の閣議決定などの安倍暴走政治ストップを訴えました。
日本共産党が21議席獲得し、小選挙区の得票も倍近くに伸ばしていただきました。
この東京1区での10年弱の活動を通じて、「自民党政治を変えたい、でも裏切られるのはイヤ」「戦争したがる首相はいらない」「30年働いても暮らしが楽にならない。」「長年苦労した庶民が報われる福祉を」「福島原発事故の終息も見えないのに、再稼働なんておかしい」などの声を伺ってきました。
これまで、日本共産党や私にお寄せいただいてきた、「政治を変えたい」願いを、何としても、国会に届けたい。
私のこの一貫した思いを、この選挙で私自身が候補者として実現しないことには、複雑な思いもあります。
しかし、それ以上に、筋の通った、気持ちの良い市民と野党の共闘の道が開けた今、
その勝利のために全力を挙げることが、私の今なすべきことだと、強く決意しています。
これまで、東京1区で私、冨田なおきにお寄せいただいてきたお力を、
海江田万里さんにお寄せいただき、勝ち抜かせてください。
比例代表で、日本共産党が全国11の比例ブロックと、東京ブロックで議席増を果たさせてください。
安倍政権の与党やその補完勢力を少数派に追いやり、政治変革と、市民と野党の共同発展のため、日本共産党をいっそう伸ばしてください。
私、冨田なおきはそのために、街頭に引き続き立ち、本番中の政党カーからも訴えます。
身近な場所でのミニ集会などにもお邪魔したいと思います。
引き続いてのお力添えをどうぞよろしくお願い致します。
2017年10月4日
日本共産党 東京1区くらし・雇用相談室長 冨田 なおき
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