6月17日、朝日新聞社主催の減災シンポジウム~家族を守るために、いま私たちができること~ に参加しました。広い会場がいっぱい、関心の高さを感じました。
シンポジウムは、第1部で 河田蕙昭氏(関西大学社会安全学部長・教授、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長、東日本大震災復興構想会議委員) の基調講演 「あなたの街は大丈夫? ~巨大災害から学ぶ減災~」が行われました。
いつ発生してもおかしくない首都直下地震や東海・東南海・南海の3連続地震による被害状況や、国民に与える状況、日頃からの対策と心構えの大切さなどについての話がありました。
特に、子どもたちに、防災教育で「いのちの大切さ」、「生きることの大切さ」を徹底することの必要性が強調されました。うなずくことばかりでした。
第2部はパネルディスカッション「家族を守るために、いま私たちができること」が行われました。
パネラーは、河田 蕙昭氏、陰山 英男氏(立命館大学教育開発推進機構教授、立命館小学校副校長、大阪府教育委員会委員長)、根本 美緒氏(フリーキャスター・気象予報士)、田中 勝哉氏(積水化学工業㈱住宅事業部商品企画部担当部長)の4氏が行いました。司会は望月 理恵氏(フリーアナウンサー)が務めました。
様々な観点からの話がありましたが、印象に残ったのは、災害にあうことを「人ごとと思わない」こと、「自分が地震にあう」のだということをしっかりと認識すること。そうすれば予測される大震災にどう備えるのかの知恵が発揮される、との指摘でした。