俳優座が11月にいのちの渚という芝居を公演します。これは原発で働く人が亡くなったことに疑問をもった奥さんが真相を知ろうとする内容です。原発のことを出演者が勉強する場に同席することが出来ました。6日の夜のことです。講師は安斎育郎先生です。内容は、原発行政のこれまでー安全神話はどう作られたか-です。日本の原発開発政策の歴史を振り返るとして、広島・長崎に原爆がなぜ落とされたのか、から国民総動員原発促進翼さん体制のための原子力ムラ社会の形成と批判の徹底封じ込めまで詳しく解明してくれました。終わりにと、原発を廃絶するにも簡単ではなく、国家100年の計で取り組む課題であること。原発を廃絶するためには、政治を変える決意が必要だと強調しました。今までは福島原発の爆発による放射能の話が多かったですが、今日の話を聞いて、原発推進勢力は稼働させること抜きに利益がでないから必死になっている。それをストップさせる力を作りあげなければなりません。がんばりましょう。