今年は今までにない大流行です。インフルエンザによる感染が広がらないように、規則正しい生活と手洗いやうがいと共に、重症化しないように予防接種が必要です。子どもの場合、2回にわけて接種するため7、200円かかります。2人で14,400円、3人で21,600円にもなります。家庭状況によって子どもの健康維持に差が生じてはなりません。中学生以下の子どものインフルエンザ予防接種費用の助成を行うべきです (12 1定熊田議員)
児童館等での障害児の受け入れについても、「児童館等における障害児受け入れに関する実施要綱」で必要な職員や施設の整備を規定しています。対象施設は、「区立児童館」、「中高生プラザ」、「児童高齢者交流プラザ」で、「放課GO→クラブ」や「放課GO」はふくまれていません。身近な児童館を廃止し、「放課GO」や「放課GO→クラブ」への移行が進んでいます。今後、学童クラブの待機児童が増えるとして、2013年4月開設で飯倉小学校跡地に「緊急暫定学童クラブ」が計画されています。しかしこのままでは、障害児や特別なケアが必要な児童は選択の幅を狭められることになります。「要綱」に「放課GO」や「放課GO→クラブ」、「緊急暫定学童クラブ」を加えるべきです。 (12 1定 熊田議員)
入園の申し込みをした保護者が、「発達の遅れがあると言われている」と話したら「暫定保育室では障害児の職員加配がないので、申し込みできません」と言われたとの相談がありました。 「区立保育園における障害児保育実施要綱」で、障害児の受け入れについては、すべての保育園で実施し、必要な職員を配置し、必要な施設の整備に努める」と規定しています。緊急暫定保育室は、公立保育園と同様の施設です。緊急暫定保育室での障害児および特別のケアが必要な児童は、2011年4月現在27人です。区は1年契約なので年度途中での職員加配はできないとしています。障害や発達の遅れを理由に断られる保護者の気持ちがわかりますか?早急に障害児保育実施要綱に暫定保育室を加え、どの子も安心して保育が受けられる環境を整えるべきです. (12 1定 熊田議員)
何年も待たされ、やっと特養ホームに入所できて、本人も家族も一安心と思っていたら、退所せざるを得ない結果となりました。この方は、のどにタンがつまらないように吸引が必要です。入所できた特養ホームが民間のため、夜間、看護師がいなくなり吸引ができません。家族が毎日泊まり込むわけにもいきません。結局、自宅に引き取らざる得なくなりました。引き取っても深刻です。家族が交替で泊まり込んで面倒を見なければなりません。区立の白金の森や、港南の郷、サンサン赤坂には、区の責任で夜間でも看護師を一名配置していますから、吸引の必要な人も入所できます。ところが民間の特養ホームでは、夜間、看護師がいないため、いま紹介した事態です。港区の責任で、夜間、看護師が配置できるよう、財政的な支援を行うべきです。 (12 3定 熊田議員)
区長は、特養ホームについて、「必要に応じて既存の施設内(現在の特養ホーム内)での増床を図っていく」との答弁を繰り返しています。1月末の申込者は365名、7月末の申込者は403名と半年間で38名も増えています。申込者のうち、介護Ⅳ・Ⅴの方が56%を超えています。一年間に入所できるのは100名足らずで、(特養ホームの新設時を除く)待機者の3分の1にも満たない状況です。区長がいうような「既存施設での増床」で解決できるような実態ではありません。そもそも介護保険制度は、「保険料をいただくのですから、好きなサービスが利用できます」とスタートしました。特養に入りたい人は入れなければならないのです。区長のやっていることは契約違反です。特養ホームの建設には一定の時間がかかります。だから、私たち議員団は、計画立案を急ぐよう提案しているのです。この間、機会ある毎に質問してきました。区長は、「必要に応じて既存の施設内(現在の特養ホーム内)での増床を図っていく」との答弁を繰り返しています。
1月末の申込者は365名、7月末の申込者は403名と半年間で38名も増えています。申込者のうち、介護Ⅳ・Ⅴの方が56%を超えています。
一年間に入所できるのは100名足らずで、(特養ホームの新設時を除く)待機者の3分の1にも満たない状況です。区長がいうような「既存施設での増床」で解決できるような実態ではありません。
そもそも介護保険制度は、「保険料をいただくのですから、好きなサービスが利用できます」とスタートしました。特養に入りたい人は入れなければならないのです。区長のやっていることは契約違反です。
特養ホームの建設には一定の時間がかかります。だから、私たち議員団は、計画立案を急ぐよう提案しているのです。
特養ホーム入所希望者は減っておらず、増床だけでは間に合いません。希望者が入所できるよう、特養ホームの建設計画を早急に立てるべきです。