最初に2日目の報告
の補足をします。三反走=さんだんばしり と読みます。なかなかいい地名ですね。この仮設住宅は、雄勝地域か
らまとまって移ってきた方々が住んでいます。雄勝地域はカキの養殖が盛んな地域です。稚魚の種付け作業が今始まっています。女川町からさらに海岸に沿って北上した地域です。
要望の聞き取りの中では、「もう二度と海の近くには戻れない」という方と、「海で仕事を早くしたい」という方がいました。
どちらも、被災した方の率直な考えなのだと思いました。仕事を早く再開したいという方は、「しかしここ(河北の仮設住宅)から、雄勝まで通うのは大変。雄勝に家と仕事場を再建したい。しかし資金が無い」と語っていました。
3日目の活動報告です。
渡波地域の4つの小さな仮設住宅へ物資の届けと聞き取り、ミニバザーです。消費税増税に反対する署名も呼びかけました。
前日の雨と打って変わって、テカテカの晴れです。31~32度にまで気温が上がり、この夏一番の暑さです。まず、お米、野菜などのセットした救援物資を個々にお届けし、同時に要望の聞き取りをします。「仕事がない。働きたいけど・・・」、「狭い所で生活するのは息づまる。普通の生活がしたい」などが出されました。
水鉄砲を15ほど購入して持ち込んだのですが、大評判。クマさんのリュックもゲットした男の子がさっそく草や花に水鉄砲で水やりです。ホンワカとします。
活動を終えてセンターに戻って自己紹介や感想を出し合いました。