総選挙 ”本気の共闘が”効果

市民と野党の共闘が大きな力を発揮

63選挙区で候補者得票が3党の比例合計得票を上回る
32選挙区で当選、23が比例復活当選
 
 先の総選挙では、日本共産党、立憲民主党、社民党の3党野党が市民連合と政策協定を結び、協力・連携して選挙をたたかいました。日本共産党は、小選挙区で候補者を降ろすなどして共闘勢力の1本化の実現に努力し、83の小選挙区で候補者を立てませんでした。このなかで、小選挙区で候補者を一本化し、政策協定を結ぶなど”本気の共闘”に取り組んだところで共闘体制を発揮しているのが特徴です。
 しんぶん赤旗は、日本共産党が候補者を立てなかった83選挙区のうち、3野党の候補者がいなかった岩手2区、香川1区、熊本1区を除く80選挙区での、共産、立憲民主、社民3党の比例合計得票に対し、立憲民主、社民、無所属の候補者がどれくらい得票したのかの割合をみてみました。
 その結果、63選挙区で候補者得票が3党の比例得票以上になりました。自民党候補などに打ち勝って当選したのは32選挙区、比例復活当選したのは23選挙区に及びました。(10月28日付しんぶん赤旗より:詳細は28日付赤旗をご参照下さい。)