NHKの4回の憲法調査ーしんぶん赤旗11月日付「朝の風」より
NHKは、過去4回、日本国憲法に関する世論調査を行っている。時期は1974年が最初で、湾岸戦争後の1922年、同時多発テロが起きた翌年の2002年、そして憲法公布71年の今年の2017年だ。
憲法が社会に果たした役割を肯定的に評価する人も増えている。「戦争をしない平和主義が定着した」が202年の58%から73%に増えて全体の4分の3近くを占めるようになった。
とりわけ憲法9条が強く支持されている。改憲論議は盛んだが、9条を「改正する必要はない」が過半数の57%に達し、「必要」の25%を大幅に上回った。9条が日本の平和と安全に「役立っている(非常にある+ある程度)」は82%に達した。80%を超えたのは4回の調査で初めてである。
総選挙で改憲派が多数を占めたとはいえ、国会と世論のギャップはなお深いという現実がある。
詳細は、6日付しんぶん赤旗をご覧ください。