港区が都有地などを活用し生鮮3品が買える場を

青山ピーコックの閉店に伴う対応をについて、2月14日の本会議で質問し、4つの提案を行いました。(質問を紹介ます。区長答弁は後日)

1月中旬、ピーコック「青山店は2月28日で閉店します」とのチラシが新聞に入ったことから、青山、西麻布、渋谷区の人たちは、「毎日の食べるものが買えなくなる」「生活に必要なものを買う店がなくなってしまう」と大騒ぎになっています。会う人、会う人「何とかならないか」と言われます。

青山ピーコックは、東京オリンピックの年1964年(昭和39年)開店以来54年間、青山、西麻布、渋谷区の人たちの台所としての役割を担い、なくてはならないものです。とりわけ、「ちぃばす」を利用して(ピーコック前にバス停:ハチ公バスも)買い物に来ている高齢者は深刻です。

この間、東急ストア(北青山3丁目)、あずま(表参道交差点:南青山5丁目)、山長ストア(西麻布2丁目)と、生鮮3品が買えるスーパーが次々と閉店したこともあり、ピーコックは地域住民、地域の小さな飲食店にとってなくてはならない存在です。

区民の暮らし、生活を守るため、この地域のみなさんの台所を守るため、港区としてあらゆる手立てつくす必要があります。行政の存在意義が問われています。

そこで、4つの提案をします。

1.赤坂総合支所長を責任者とする「対策チーム」を立ち上げ、早急に対策に取り組むこと。(例えば、赤坂総合支所区民課、企画課、産業地・域振興支援部など)

2.当面、イオンマーケット(が管理する青山ピーコック)と地主に閉店延期の相談をすること。

3.港区として、近隣の空き店舗(南青山3丁目)、空き地(南青山3丁目)、都有地(北青山3丁目)を利用して、生鮮3品などの買い物ができる場を設置すること。その場合、車での販売も視野に入れて検討すること。

4.「ライフ渋谷東店」は大型スーパーです。「買い物巡回送迎バス」ができないか、先方の意見を十分お聞きし、費用を港区が一定負担することも含めて検討すること。