任意の風しん、麻しん・風しん混合ワクチン接種全額助成・・2019年度予算案に計上
31日の港区議会幹事長会で説明された「2019年度予算概要」によれば、「港区が独自に成人の風しん対策事業として実施している任意予防接種に要する経費を全額助成します。」と、今まで一部助成だったものを全額助成するものです。
国は39歳から56歳の男性については4月1日から「定期予防接種」接種となり、無料でワクチン接種ができます。一方、港区では19歳以上の区民で抗体価が低い人で、①妊娠を希望する女性 ②妊娠を希望する女性の女性の夫(パートナーを含む。)・同居者 ③風しん抗体価の低い妊婦の夫・同居者に対し、風しんワクチンは3000円、麻しん風しん混合ワクチンは6000円の助成を行っていました。
風見区議は、保健福祉常任委員会が開催されるたびに、全額助成をするよう質問・提案してきました。既に23区中15区で全額無料にしています。風見区議は、万が一妊婦さんが風しんに罹った場合、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風疹症候群」になる危険性があります。「新生児の健康を守ることを考えれば、緊急に無料化が必要」であることを提案し続けてきました。やっと実現の運びとなりました。
しかし、来年度予算では4月以降になります。来年度待ちにせず、すぐにでも実施するよう、提案していきます。