野党、参院1人区すべてで候補者一本化

参院選 5野党1会派が候補者一本化で合意

夏の参院選に向けて、野党共闘が前進しました。野党5党・1会派は1月28日、国会内で党首会談を行い、安倍政権打倒をめざし、全国32に1人区のすべてで候補者を一本化するため、各党の書記局長・幹事長間で早急に協議を進めることで合意しました。会談には日本共産党・志位和夫委員長、立憲民主党・枝野幸雄代表、国民民主党・玉木雄一郎代表、社会保障を立て直す国民会議・野田佳彦代表、自由党・小沢一郎代表、社民党・又吉征治党首が出席いました。

野党党首会談合意事項(2019年1月28日)

立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会保障を立て直す会議、自由党、社会民主党は、党首会談において以下について合意した。

〇本通常国会において、野党5党1会派は協力連携を強め、立憲主義の回復や、また国会の国権の最高機関としての機能を取り戻し、国民の生活を豊かにし権利を守るため、安倍政権打倒をめざし厳しく対峙していく。

〇内政・外交の山積する課題について徹底審議を行う。

〇「毎月勤労統計」問題についての全容解明を行う。

〇今夏の参院選に際し、安倍政権打倒をめざし、32の1人区全ての選挙区において、与党を利用することのないよう、速やかに候補者一本化のための調整を図る。

野党5党1会派の幹事長・書記局長は、これらの確認事項の目的を達成するために、早急に協議し、その具体化を進める。