HOME 大型開発の抜本的見直しを
プロフィール
1953年世田谷区立明正小学校入学
1959年守山小学校卒業
1962年梅ヶ丘中学校卒業
1965年都立桜水商業高校卒業

1965年4月(株)浅羽製作所(浜松町)入社
1968~1970年全金港地域支部
1970年10月同社退社

日本共産党港地区委員会勤務、赤旗港分局、マンション対策責任者など歴任

1991年3月~2011年4月 港区議会議員
shirokane.hoshinotakashi@gmail.com
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大型開発の抜本的見直しを

 2018三定一般.jpg9月12日、2018年第3回港区議会本会議で大滝実議員が、大型開発の抜本的見直しについて区長に一般質問しました。

【大滝】 区内では古い町並みが消え超高層の巨大な業務ビルやマンションが次々と建設されており、今後さらに加速されようとしています。15の国家戦略特区域での開発の合計延べ床面積は、都庁第一庁舎の25棟分にもなります。さらに市街地再開発事業によって区内でも少なくなった下町の風情のある白金、三田地域も巨大マンション群に変えられてしまいます。リニア中央新幹線の開業や環状4号線の延伸にともない高輪、白金台の緑の多い地域にも再開発の計画が進められています。

  古くから住んでいた人が追いたてられたり、開発に巻き込まれ、とまどう人、周辺でさまざまな被害を受ける人など、住み続けることができないのではとの不安が高まっています。また街を支えてきた町会や商店が減りコミュニティも失われます。

  一方で超高層ビルの乱立によってヒートアイランド化やビル風などの被害。膨大な二酸化炭素の排出による地球温暖化で気候変動への影響をおよぼすこと。 歴史的遺産の破壊、景観や眺望も失われます。また超高層マンション建設で人口急増により保育園、学校、交通などインフラ整備が追いつかず混乱しています。

私たちの行った「区民アンケート」では「これ以上高層ビルはいらない」が45%、「再開発をコントロールすべき」が33%、約8割が再開発の見直しを求めています。

  区長は昨年2月に「区の人口は54年ぶりに25万人を回復しました。今後も全ての世代で人口が増加し9年後には30万人に達する」と手放しで喜ぶなど、大規模開発を進めてきていますが、区民の多くが 見直しを求めています。大型再開発事業の見直しをすべきです。

   答弁を求めます。

 

【区長】                          

  市街地再開発事業は、多くの地権者の方々が参加し、協働して地域の安全性と防災性の向上など市街地環境の改善を図るために、土地の合理的かつ健全な高度利用により、道路・公園などの都市基盤を整備し、広場・緑地などのオープンスペースを確保する公共性の高い都市計画事業です。

区は、今後とも、地域の安全・安心を確保するために、開発に当たっては、防災備蓄倉庫や帰宅困難者受入れ施設を整備するとともに、保育園の整備や駅及び駅周辺のバリアフリー化を図るなど、事後評価制度も活用しながら良質な都市空間や居住環境の維持・創造に資する区民のまちづくりを支援してまいります。