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2012.1.6
 石巻市の被災実態です。
>本会議質問の動画はこちら
プロフィール
 憲法を解釈で変えて戦争する国にするなど絶対に許せません。憲法9条を守りぬきます。原発ゼロ、消費税の10%へのさらなる大増税を中止させましょう。
 港区政でも保育園に入りたくても入れない待機児童がいっぱいで、特養ホームも不足しています。認可保育園と特養ホームの建設は待ったなしです。安心して暮らせる港区へきりかえるため、議席奪還した力をフルに発揮して奮闘します。

1960年生まれ、群馬県出身。高崎商業高校卒。日本機関紙印刷所入社、労働運動に参加。港区労連事務局長、芝公園を守る会幹事、高い国定資産税の減額運動など住民運動に従事。1999年港区議会議員初当選。区議団幹事長、区議会決算委員長、区民文教常任委員長、港区都市計画審議会委員、港区消防団運営委員など歴任。
現在、区議4期目。区民文教常任委員会副委員長、交通・環境等対策特別委員、議員団幹事長。
趣味は、野球、歴史文学、囲碁、落語、料理。

詳しくはこちらのリーフをご覧ください
fpmhd673@ybb.ne.jp
inokumasa@yahoo.co.jp (臨時)
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大根天日干し 3日目の朝 少し変化が・・
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2013年3月アーカイブ

第14次ボラ報告と15次募集.JPG第14次ボラ報告と15次募集2.JPGクリックすると、ニュースが見られます。5月連休に石巻へ行きます。

3月30日の「いのくま励ますつどい」175名で成功しました。ご出席のみなさん。ありがとうございました。あとで報告します。

3月30日、「いのくま正一励ますつどい」がおこなわれます。今、準備が最終段階です。

 駐健保会館(NEC本社のすぐそば)が会場で、14時からです(最大200人の会場)。

今度の都議選は、都政が問われるのはもちろんですが、直後に参院選があり、各党が都議選を国政の前哨戦と位置づけた選挙です。

 安倍内閣の経済対策、原発、基地問題、憲法、鋭く問われます。新しい政治を起こすため頑張ります。

 都政では、私たち日本共産党以外は、オール与党で、知事提案に「何でも賛成」となっています。こんな都政で良いのかが問われます。また、福祉がバッサリ削られてきました。これを取り戻す都議選でもあります。保育園も不足し、特養ホームも足りません。待機をなくす思い切った都政転換が必要です。

 港区は特に、大型開発によって荒らされ放題です。巨大ビルが次々と建てられ、地域のコミュニティが破壊されています。大規模開発に歯止めをかけるためにも、日本共産党の躍進が求められていると痛感しています。

 定数2の港区で、勝利するため、引き続き頑張ります。3.30は、その一大決起の場になります。

 あなたも是非、ご参加を。   会費は3千円です。

橋下徹大阪市長が昨年2月、全職員を対象に「業務命令」で実施した憲法違反の「思想調査」アンケートに対し、大阪府労働委員会は25日、労働組合法が禁止する不当労働行為に当たると認定し、市長らに「今後、このような行為はしない」とする謝罪文を労組側に手渡すよう命令しました。

         http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-26/2013032601_01_1.html

 「しんぶん赤旗」を見て ↑

カテゴリ: 08 その他

14道県試算 地域経済も深刻

岩手・小麦100%減 島根・豚肉86%減 高知・米56%減...

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-25/2013032501_01_1.html 赤旗記事を見て  

カテゴリ: 02 国政04 政策10 blog

DSC02047.JPG4日目の天日干しです。大根が少しずつ、細くはなっていますが、DSC02046.JPGまだ時間がかかりそうですね。

 

 左は、今日の弁当おかず。緑の方から、仙台雪菜おひたし、玉子焼き、ニンジン煮、ポテトサラダ、豚肉醤油漬け焼き。ご飯は冷凍をチンします。

カテゴリ: 06 料理10 blog

DSC02045.JPG天日干ししてから3日目の朝です。しわが寄ってきたし、細くなってきました。

 

 天日干しする前に、一晩冷凍しています。知人から、東北などでは、雪の中に埋めておきその後、天日干しすると聞き、冷凍してみたのです。

 今後もっと干されて細くなるのかな・・

カテゴリ: 06 料理10 blog

DSC02017.JPGDSC02011.JPGDSC02004.JPGDSC02023.JPGDSC02038.JPGDSC02035.JPG芝公園の桜や花です。

 

椿の花は、南麻布のゆうあい会館の庭です。

 

右上・紅白の桜がおもしろい。丸山古墳下ですね。

 

 増上寺の境内では、お猿さんが、みんなを楽しませています。

下のパノラマをクリックしてください。ワイドです。

カテゴリ: 08 その他

DSC01979.JPG ふきのとうの天ぷら。DSC01954.JPG美味かった。いつも寄っているお店のマスターに頼んで揚げてもらいました。 

 

肉じゃがは、宮城県登米市のジャガイモです。先日のボランティアの帰りに大量に仕入れた内DSC01985.JPGの1袋。まずま

ずの出来。弁当にも入れたよ。DSC01986.JPG

 大根の天日干し2日目の朝。続報します。 

 

DSC01961-09.jpg 

都議選まで3ヶ月。街頭での訴えもどんどんやります。写真は、東麻布商店街で。

カテゴリ: 06 料理

東北支援の大根を、天日干しにしてみました。ベランダです。知人2013032210440000.jpgからの情報です。この形が、おそらくやせ細ってカラカラになるはずです。

よく、農家の方が、冬に大根を丸ごと天日干しにして保存食として活用したと言うことを聞きますが、都会では一体どうなるでしょうか。

 日をおうごとに変化すると思いますので、また、報告します。

カテゴリ: 06 料理10 blog

第14次ボランティアの報告です。5人で参加しました。DSC01766.JPG

 17歳、23歳、53歳(私)、64歳、71歳のメンバーです。

 14日深夜に港区を出発。15日の5時ごろ、気仙沼に到着。仮眠・朝食後、気仙沼の被災実態を視察しました。ヘドロもまだ残っています。解体されずに残された建物もまだ結構残っています。深刻ですね。上の写真は、小網浜(記憶が定かではありません)という港です。きれいです。この浜にも津波は押し寄せました。DSC01783-04.jpg

 今回はじめて気仙沼での活動です。10時に前林という仮設住宅に集合します。石巻救援センターの仲間と気仙沼で活動している方々と合流。

 打ち合わせをまずおこないます。DSC01780.JPG活動内容は、①救援物資のお届け。②要望の聞き取りと署名。③その後、無料バザー。

 お届けした物資は、米、ニンジン、タマネギ、ジャガイモとトイレットペーパー、洗剤です。

 署名は、被災者の医療費無料化の継続を求めるものです。要望の聞き取りでは、住宅問題が一番多かったですね。いつ、どのように住処を確保できるのか、情報はほとんど無いような実態でした。石巻よりもさらに深刻です。DSC01787.JPG

 その後、無料バザーが集会室でおこなわれます。気仙沼地域は、この間ほとんどボランティア活動ができてなくて、久々だったこともあり、衣料品も含めて物資がどんどん無くなっていきます。

 小さな子どもがいましたので、色と形を合わせる遊びをかねた知能ゲームをしかけます。真剣にやってました。最初は間違ったりしますが、どんどん上達します。見ているこちらも楽しいですね。

 このあと、7世帯の仮設住宅に移動して、お届けDSC01880-02.jpg、聞き取りなどです。この仮設住宅は、今年9月で撤去されてしまうのです。民間の土地所有者と市が契約していますが、仮設住宅は、2年の契約です。その後は1年ごとに延長するのですが、契約自体が2年ですので、所有者から、契約を終了すると言われて撤去になるのです。

 住民はたまったものではありません。要望の聞き取りでも、この問題がほとんどです。

「いったいどこに引っ越しをするのか、わかっていない」、「空いていれば、希望する仮設へ移動できる。と説明会では話していたのに、個別の折衝の時は、必ずしも希望通りには行かないと、二枚舌のような対応だ」、「民間アパートに引っ越した時でも、『見なし仮設』として認めて欲しい」等々の要望が出されました。報告書に記入して後日DSC01805.JPG対応することになります。

 活動を終えて、昼食をとりながら、感想を出しあいました。気仙沼の方からは、「『もう救援活動は必要ない』という声があったが、今日の活動を通じて、まだまだ救援活動は必要だと痛感した。石巻の活動スタイルがとても効率が良い。物資の届けと聞き取り、署名を一体で行える。その後のバザーも良い。このスタイルを気仙沼でも活用して、救援活動を再開したい」との熱意あふれる感想が出されました。この話が聞けて感動しました。

 このDSC01895-9.jpg日は、気仙沼から南三陸に出て、「防災センター」に立ち寄り、お線香をあげました。3.11の時「大津波が来ますから、すぐに避難してください」と呼びかけ続け、命を落とした「みきさん」。何度来ても心が締め付けられます。

 その後登米市米谷の宿伯所に向かいます。前の日はほぼ徹夜状態ですから、夕食、ビール、焼酎とすすむと眠たくなります。9時には就寝。ぐったりと朝まで爆睡です。

 16日は、石巻の糠塚仮設住宅で前日と同じ活動です。圧倒的に留守が多かったです。天気も良く、気温もかなり上昇したので外出した方が多かったのです。

 昼食後、石巻救援センターで、米の小分け作業と救援物資のセット作業を行いました。

 米は片手鍋を使って2㎏に分けていきます。流れ作業です。17歳と23歳の若い二人に米を2キロにわけてもらいます。それをテープでくくる作業、大きな袋に10個づつ入れる作業、など分担して作業を進めます。どんどん手際よくすすみます。人間とはすごいもので、なれてくると2キロぴったりに袋に入れていけるのです。

 ニンジン、タDSC01943.JPGマネギ、ジャガイモの野菜とTペーパー、洗剤を一つの袋にセットします。これが救援物資のお届けセットです。

 翌日の世帯分をつくって作業終了。

 私は、新幹線で帰京します。残った3人は、翌17日、糠塚前仮設住宅で活動となります。お彼岸の入りですから、お墓まいりの方が多かったそうです。バザーでは、子どもの数が多かったと報告されました。良かったですね。

 登米市米谷宿伯所の管理責任者、佐藤さんのお宅から、大根、ジャガイモ、切り干し大根を大量にわけてもらい、港区で普及です。東北支援にもなりますし、若干の活動資金にもなります。その資金をさらにボランティアなどの活動に活かせます。

 切り干し大根以外は、全部おわけできました。ホッとしています。

image.jpeg17日は、私はすでに東京に帰っており、残った3人のボランティアが、現地のスタッフと一緒に、糠塚前仮設住宅で物資のお届けとバザーを行いました。17日はお彼岸の入りです。お墓まいりに行かれた方が多かったそうです。写真には、子どもたちが結構います。今回の活動で一番の子どもたちの多さでしたDSC01951.JPG

 弁当のおかずは、手前からサツマイモ、ジャガイモコロッケ、豚生姜焼き、玉子焼き、ニンジン煮、ほうれん草おひたし。ご飯の上は、鮭ほぐし、ナスの漬け物。   以上。

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don.jpegra- (1).jpegsyora.jpegじゃgiも.jpeg私は、昨日の夜港区に戻りました。

 今、東北道を残ったボランティア代表団3名が走っています。随時メールで状況が報告されます。

 途中の春日PAで昼食です。右上は、丸ごと三陸海天丼、左上は、高砂長寿味噌ラーメン、右下は、醤油ラーメンです。三陸の幸が入っていてウマそー。

 3人が載った車の後ろには、段ボール箱がたくさん。この中に、大根、ジャガイモがたっぷりつまっています。切り干し大根も95袋。佐藤真治さん(米谷宿伯所の管理責任者)の家で作った新鮮な野菜達です。欲しい方はご連絡を。おわけします。

 14日夜港区を出発。17日の夜に戻ります。私は、16日の夕方まで活動し、日曜日は地元で活動に専念します。

 15日の5時半頃気仙沼へ到着し、仮眠・朝食P1221549-2.jpg後、気仙沼の被災実態を視察します。その後、10時に「前林」という仮設住宅で石巻救援センターの方々と合流して物資のお届け、バザー、要望聞き取りなどをおこないます。

 その日は、石巻にはでずに、登米の宿伯所に行きます。気仙沼近辺で温泉を探すつもりです。

 翌16日は、石巻救援センターに朝集合して、石巻市内の「糠塚仮設住宅」で物資のお届けなどをします。

DSC01763.JPG知人から、紅菜苔を昨年に続きいただきました。鮮やかな色です。

 食べ方は、からし醤油でも、鰹節と醤油でもあいます。茹ですぎないことです。

 まず、茎の部分をナベに入れ(手か箸で葉っぱの方をもっておく)、20秒くらいしたら、全部をナベに入れさらに20秒。水に入れ冷やし、水をしぼって出来上がり。簡単です。

 炒めても美味しいのです。

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「金華穴子棒寿司」3月12日まで、日本橋三越本店地下1階で出店しています。

NHKの「おはよう日本」7日放送で紹介していました。(株)ヤマトミ社長の千葉さんは、震災からの復興に必死に頑張ってきた方と聞いています。石巻市で水産加工場を経営されてきた社長さんです。津波で工場を流されました。ご本人も津波のあと間一髪で命をつないできた方です。

 金華穴子棒寿司をお試しあれ。美味いことは間違いなしです。

 私も行こうと思います。

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今日の弁当、昨日の弁当

DSC01762.JPGDSC01762.JPGDSC01760.JPG右が昨日の弁当。小松菜お浸し、ジャガイモ焼き、ニンジン煮、焼き魚、玉子焼き、きんぴら(市販)。

 

左は、今日の弁当。レンコンキンピラ、ニンジン煮、じゃがチーズ(市販)、ピーマン素焼き、玉子焼き、カボチャ素焼き、ブリカマ焼き。ご飯の上はワカメふりかけ。

カテゴリ: 06 料理10 blog
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「こどもDSC01713-23.JPGの城」の現場をあらためて、この目で見つめてきました。
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 田村智子参院議員と吉良よし子さん
DSC01732.JPG
、風見利男港区議など10名です。厚生労働省は、あと2年で施設を廃止する計画です。
 今、利用者をはじめ多くの方々が、「廃止しないで存続を」と運動を強めいています。
 私も署名集めなどさらに力を入れてい かねば、と、決意も新たにしまDSC01734.JPGした。
写真をご覧下さい。また、音楽ロDSC01733.JPGビーでの演奏を動画でアップしました。
ご覧あ
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れ。絵はすべてこどもたちが書いたもの、すごいですよ。らくがきDSC01752-44.JPGもできます。したの写真は、女の子が夢中になってペンキで書いています。田村さ
DSC01731.JPG
んが手を広DSC01753-55JPG.jpgげているのは、パラシュート。
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第13次ボラ報告と14次募集一面N.JPG第13次ボラ報告と14次募集N.JPG

  第14次ボランティアは、3月14日夜・港発。

  3月17日の夜・港に帰り。の日程です。

 あなたも是非。

 クリックすると、大きくなります。

13次ボランティアの最終日、2月11日にDSC01661-4.jpg南三陸町から石巻まで被災実態を視察しました。立ち寄った浜です。私は名DSC01660-3.jpg付けて「気まぐれ浜」と呼ぶのです。それは、たまたま立ち寄る浜のことです。まったくの偶然の出会いです。

今回は、三陸わかめの釜茹でをしている現場に出会いました。

 茹でたてです。「写真を撮ってもいDSC01709.JPGいですか」と声をかけると、「どうぞ」との返事。続いて茹でたてのわかめを、「食べてみな」と切ってくれました。DSC01707.JPGしょっぱいのですが、こりこりです。

 1キロほど無理を言ってわけてもらいました。 

 

DSC01702-2.jpg東京で仲間に分けました。特徴は、なにしろ実がしっかりしているのと、塩抜きを十二分にやることね。

 

キンピラ作ったよ。     花は、芝公園の水仙とパンジー。

三浦一敏県議との懇談 (少し長文ですが、読んでくDSC01603-101.jpgださい)

 今回の第13次ボランティアでは、大きな目玉企画として、日本共産党三浦一敏宮城県議との懇談会を2月9日に行いました。
 懇談会を設定した目的は、被災した3.11から今日までの復興の実態と問題点、今後の課題などを現地の中心で活動してきている三浦さんに、直接話しを聞き、掴むこと。IMG_5733-13.jpg東京に帰って、その内容を知らせていくことです。

 いくつかテーマをしぼって聞きました。
①地震と津波で家が流された方々の住宅問題はどうなっているか
②石巻港の漁業の復興状況
③学校や病院などの状況
④その他 質疑応答 です。

  以下、三浦さんのお話を概略報告します。
①地震と津波で家が流された方々の住宅問題はどうなっていDSC01610-100.jpgるか
  津波で家を流された方々は、仮設住宅を中心に大変な生活を余儀なくされている。危険地域に指定され、以前と同じ場所に家を建築することができない方々は、次のような対策が取られようとしている。
(ア)半島方面の方々
 高台移転となる。海のすぐそばに家があった方々だ。急斜面のすぐそばの山を切って整地して家を建てることになる。何十ヶ所も同時並行であり、人手不足、業者不足、資材不足で、早くてあと1年~2年と言われているが、もっとかかるかもわからない。

(イ)集団移転
 石巻市内で見ると、渡波、蛇田の地域などに新市街地を造成する。蛇田地域では、1300戸の工事が始まった。4階建てで300数十戸の復興住宅と1000戸の宅地分譲である。IMG_5745.JPG

(ウ)現在地再建
 危険区域外で自力再建する方々にも、やっと利子補給やカサ上げの予算がついた。市は、数ヶ所で現在地での区画整理事業をすすめる計画だ。被災者が安心して住めるような事業にするために注視していく。
 堤防も新たに作る計画だが、高さをどうするか住民合意が大切IMG_5860.JPGだ。

②石巻港の漁業の復興状況
  石巻港の水揚量は、被災前の200億円の50%まで回復してきた。半分だ。今後早く100%めざし関係者が必死の努力をしている。
 ただ、工場を再建しようと努力しても、お得意先企業が無くなったり、取り引きをできないと通告してきたりと、困難も多い。
 労働力も集まらない実態である。理由は、精神的な打撃で働く元気が出ない。臨時の雇用が多く賃金も低いこともある。通勤の距離がありすぎ、仮設から通えない。津波のトラウマもある。

③学校や病院などの状況
  被災した学校は、別の学校の校庭などに仮校舎をつくってバスで送迎している。だから校庭が無くなっていて、運動不足が大問題だ。悲惨な被害を受けた大川小学校は、第三者委員会が設置され今年9月をめどに取りまとめられ、年内に答申されると聞いている。
  市立病院は駅前に再建する方針が決まった。一階が駐車場、二階以上が病院。
  医療費の無料化は国が打ち切ったが、その後の運動によって、国保では本人3割負担のうち、国が80% 、県が20%を負担してきた。県の財政が厳しくなっている。国は、県が続けるなら国も負担するが、県がやめるなら国も支援を打ち切ると、まったく冷たい姿勢に終始している。国が全部IMG_5865.JPG負担するように要求している。

④その他 質疑応答
 その他で課題となっていることは?

 宮城県は、被害総額でも、被害人数でも甚大。被害の規模で見ると、「宮城を10」とすると「岩手は2」であるのに、国からの支援は、「宮城600億円、岩手460億円」であり、石巻市で自由に使える資金は80億円しかない。復興へ様々な対策を早く打たなくてはいけないのに、手が打ちきれない状況だ。

 多賀城市では、木材や鉄骨などが市の産業として多いのが特徴で、3.11の津波が来たとき、車、木材、鉄骨などが大量に流されて凶器になったと聞いている。その自治体の産業や街の特徴によっても被害が変わってくるということだ。
 これは、東京でも全国でも教訓になる。防災の視点としてそれぞれの自治体でよく研究しておく必要があると思う。